10月の月面拡大撮影

月面の拡大写真は動画撮影するのは簡単で、一晩で50本もの動画を撮影することがあります。
問題はそのあとの画像処理が面倒でついつい後回しにしてしまうことですね。
言い訳はこのくらいにして、遅ればせながら10月後半に撮影した拡大画像を少しづつアップしていきます。

先ずは10月15日(月齢14.6)の月です。
この日は満月直前で月面の周辺部の撮影チャンスでした。
シーイングも良好で、いつもよりも拡大率を上げて撮影してからパノラマ合成をしています。
ぜひ拡大してご覧になってください。
今回は北部から・・・

北部クレータ群
左下のアナクサゴラス(50km)はこの月齢で明るさと光条が一際目立つクレータですが、拡大して見ると2本の光条がクレータ中心部から外壁を超えて伸びているように見えますね。

2016.10.15 23:03~ MT-160+コマコレクター(FL1330mm) Or25mm拡大  EOS 8000D 3倍デジタルズーム  1/30秒 ISO200 動画600フレームをレジスタックス処理して16枚パノラマ合成

嵐の大洋北西部
おなじみのアリスタルコス台地から西の海の部分です。
溶岩の色の違いを強調するために彩度を高める処理をしてあります。
中央下方の小さなリヒテンベルグクレータ(20km)の上下で複雑に色が異なるのがわかります。
特に上の水平のラインは面白いです。 最初はモザイクの失敗だと思いました(笑)

2016.10.15 23:22~ MT-160+コマコレクター(FL1330mm) Or25mm拡大  EOS 8000D 3倍デジタルズーム  1/30秒 ISO200 動画600フレームをレジスタックス処理して8枚パノラマ合成

ケプラー、ライナーγなど
シーイングが良い時は明暗境界線の地形だけでなく昼間の地形もそれなりに写るのでうれしくなります。

2016.10.15 23:32~ MT-160+コマコレクター(FL1330mm) Or25mm拡大  EOS 8000D 3倍デジタルズーム  1/30秒 ISO200 動画600フレームをレジスタックス処理して16枚パノラマ合成後に切り出し

グルマルディ、リチオリ

2016.10.15 23:32~ MT-160+コマコレクター(FL1330mm) Or25mm拡大  EOS 8000D 3倍デジタルズーム  1/30秒 ISO200 動画600フレームをレジスタックス処理して16枚パノラマ合成後に切り出し

ビルキウスA
満月の時に月面南西部に目立っていた光条の犯人は画面右下のビルキウスにくっついた小さなクレータでした。 この月齢で初めてくっきり撮影できました。
左側は真昼の湿りの海、下方のガッセンディ(110km)は真昼でも堂々の姿ですね。

2016.10.15 23:32~ MT-160+コマコレクター(FL1330mm) Or25mm拡大  EOS 8000D 3倍デジタルズーム  1/30秒 ISO200 動画600フレームをレジスタックス処理して16枚パノラマ合成後に切り出し

やっぱり全景写真も再掲載しておきます。
10月15日の月(月齢14.6)

2016.10.15 22:34 MT-160+コマコレクター(FL1330mm)   EOS 8000D 1/200秒 ISO100 





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コメント

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No title

この時は良いシーイングでしたね。
私も撮りましたがごく限られた場所だけでした。
アナコサゴラスから2本の光条が出ているのを初めて確認しました。

No title

marchanさん、満月前後の辺境地はやはり面白いですね。
後になって気づくこともありそうなのでなるべく記録しておこうと考えています。