鳥だより・星だより/信州の里山より
信州の里山で四季の鳥たちや星たちを撮影しています。
野鳥
白鳥2014年 Ⅰ
信州の白鳥もそろそろ北帰行が始まったようです。今年は生息地が暖かかったようで例年よりも飛来が1ヶ月も遅れて、数も少なかったようです。昨年は我が家のすぐ近くの川にもやって来て楽しませてもらいましたが、今年は1羽も見かけることができませんでした。今まで数え切れないくらいシャッターを押しているのに、湖に出かけた時はついつい長時間撮影してしまいます。白鳥はこのあたりの冬の風物詩なんですね。 コンデジで...
野鳥
白鳥の夜
星と白い鳥のコラボをずっと狙っているのですが、なかなか難しいものです。以前、ダイサギ、コサギにチャレンジして失敗した記事を載せたことがありますね。今回はねぐら探しから始めて、白鳥に数回チャレンジしてみました。 上弦くらいの月が出ている晴れた夜なら星と一緒に写すことが出来そうですが、機会に恵まれませんでした。月明かりがないと白鳥がシルエットになってしまいます。ところがダメ元で撮影に出かけてみると...
ギャラリー
この1枚 ヒレンジャク・キレンジャク
ヒレンジャク昨シーズンは11月中旬にやって来たヒレンジャクですが、今年はいまだに群れに出会うことがありません。ヤドリギの実が大好きなのですが、数年前には萎び始めたナナカマドの実に大挙して押し寄せました。その数は人によっては2000羽とも言われ、地元だけでなく東京方面からやって来た野鳥ファン(私も当時はそのひとりでしたね)を大いに喜ばせていましたね。この写真はその時に撮影したもので、当時の野鳥カレンダーに...
星・月
酷いシーイングにモザイクは有効か?
2月16日、今夜の月は絶妙な月齢、木星は大赤斑とイオの表面通過というこれまた美味しそうな場面が展開されます。 夕方、屋上の観察小屋を記録的な積雪から発掘して準備万端です。 結果、予想以上のとんでもないシーイングでした。ほぼ南中の月は直焦点でも液晶モニター5倍でどうにもピントが合いません。揺れがなくて一様にボケているのは 0/5 のシーイングですね。 そんなわけで、2月に入ってからは本日写真をアップす...
野鳥
コミミズク一発芸 → 正解
オリンピックやら何やらで「鳥だより」の写真の整理に時間がかかっています。そこで、前回のGIFアニメ作成の時に出てきた昔のシンプルなアニメをアップしてみました。何年か前のこの季節に撮影したものです。フクロウの首はいったいどうなっているのか、不思議ですねぇ・・・・・ → 正解 (2月15日追加)正解も何も問題を出してなかったですねぇ(笑)これ、実は前回の天文台のGIFアニメと対になっていたんですね。ご覧...
星・月
2014年宇宙の旅 Ⅲ 1月24日の火球
この夜は火球クラスの流星を立て続けに見ることが出来ました。22時過ぎにオリオン座の南に現れた火球はカメラをオリオン方面に向ける直前だったので残念。しかしその後、ラッキーなことにほぼ同じくらいの明るさの火球を捉えることが出来ました。たまたまレンズを28mmに交換して地上の灯りでピント確認をしてなぜかそのまま写した1枚です。火球が写っていなければ即消去されるはずのカットですね。 明るさは-5等~6等、1.5...
星・月
2014年宇宙の旅 Ⅱ
懐かしいGIFアニメを作ってみました。奥の方にあるパラボラアンテナが途中からぐるぐる回転を始めたので比較明合成に使えるコマが少なくなってしまいました。 本来なら40分近い露出だったのですが・・・もったいないので最初のコマと最後のコマで挟んでみました。 大画面にしたかったのでデータが大きくなりました。 再生できなかったらごめんなさい・・・・...
星・月
2014年宇宙の旅 Ⅰ
1月24日の夜、メカニカルな星景写真を撮影したくて野辺山の国立天文台に遠征しました。http://www.nro.nao.ac.jp/(念のため、ケータイは車の中に置いて行きましょう。) ここは年に何回も訪れるのですが、なぜかいつも雲が湧いてきて途中棄権をしてしまう場所なのです。特に夏は夜になると霧が発生してしまうんですよね。(おかげで美味しいレタスが採れる!)晴れていればすごい空が広がるのはわかっているんですが・・・&n...
野鳥
冬鳥が少ない・・・
この時期にはお馴染みになっているはずの冬鳥に今年はあまり出会えません。到着が遅れているのか、数が少ないのかよくわかりませんが、ちょっと寂しい。。オオマシコ、イスカばかりではマンネリなのでそれ以外で最近撮影した野鳥たちの写真です。水鳥は別途まとめます。 ホオジロ冬になっても残っていたススキの実を食べにやってきました。日本で一番数が多いと言われていますが、いつも藪の中で活動しているので意外と撮影し...
星・月
SN 2014J M82に現れた超新星
先月発見されたM82の超新星を撮影しました。実は木星を撮影しようとしたら眼視で縞模様が見えないような悪気流だったので、そういえばというわけで撮影してみたわけです。 既に見事な写真がたくさんアップされているので参加することに意義がある記念写真ですね。 このシーイングではMT-160の1330mm焦点でも案の定ボケボケです。鏡筒をε-160に代えて撮影したら530mm焦点では如何にも像が小さい・・・そこで初めて1.4倍のキ...